公園で笑顔の豆柴・うめ 公園で笑顔の豆柴・うめ

うめにとってのベストな食事

食べてくれないことから始まった食事管理
〜病気と心に向き合う飼主の奮闘記〜

うめママ

うめ(豆柴) 女の子 3才

ごはんをなかなか食べてくれないことを、私たち夫婦はいつも心配していました。いろいろなごはんを試しながら、どうすれば食べてくれるのかを考える毎日。そんな中、うめが2歳のとき、僧帽弁閉鎖不全症という心臓の病気が見つかりました。

At the Heart

食べないうめと
うめの献立を考える
毎日がはじまった。

ごはんを出しても、顔をプイッとそむけて、自分の寝床へ行ってしまう。そして、こちらをじーっと見つめてくる。「食べたくないんだね、ごめんねー」食が細く、食べむらのあるうめを前に、どうしたら美味しく食べてくれるのか、私たち夫婦はいつも悩んでいました。とても穏やかで、一度もウーッと唸ったことがないほど優しいうめ。だからこそ、ごはんを食べないことも余計に心配でした。うめにとって、ベストなごはんは何か。その答えを探すところから、私たちとうめのごはんの話は始まりました。

少しずつ分かってきた、
うめの「好き」。

いろんな市販のごはんを試しましたが、あまり食べてくれず、それなら自分で作ってみようと、私が手作りごはんを作ることにしました。初めは失敗することも多々ありましたが、続けているうちに少しずつ、うめの好みが分かるようになりました。

人参は嫌い。鮭が好き。魚は煮るより焼いたほうが好き。手作りごはんを始める前は、キッチンに来ることなんてありませんでした。それが、うめ専用の鍋でごはんを作っていると、キッチンまで走ってきて様子を見に来るようになりました。残すこともあるけれど、今までになかった勢いで食べてくれる。そんな姿を見ていると、うめがごはんの美味しさを知ってくれているような気がしました。

ごはんを待つうめ
夕暮れのベンチで過ごすめぐちゃんとうめ

2歳で分かった、
心臓の病気。

そんな中、うめが2歳のとき、僧帽弁閉鎖不全症という心臓の病気であることが分かりました。生まれつき心臓の弁がきちんと閉まることができず、血液が逆流していました。

すぐに食事療法が始まり、それまでの手作りごはんにプラスして、心臓病用のドライフードをあげることになりました。心臓病用のごはんにはナトリウム制限があり、うめにとっては、あまり美味しいとはいえないごはんでした。身体のためには必要な食事。でも同時に、「ごはんを美味しいと思って食べてもらいたい」「食べることが苦痛になってほしくない」という気持ちも変わりませんでした。

全部、自分たちだけで
やらなくてもいい。

どうしたら身体のことを考えながら、うめが楽しくごはんを食べられるのか。オモチャを使って遊びながら食べさせたり、日替わりで手作りごはんの内容を替えたりしました。そして、ヒューマングレードで犬の食事を作っているお店のごはんも取り入れるようになりました。

食事のプロに頼れるところは頼る。全部を自分たちだけでやろうとするのではなく、その分、うめとの時間を大切にしようと決めています。ありがたいことに、今のうめはごはんが好きになってくれたようで、安定して食べてくれるようになりました。体重も豆柴らしくない8kgに迫る勢いで、まだまだ成長中です。

うめの体調管理の日記
砂浜を走るうめ

ごはんの時間が、
私たち家族の
大切な時間になった。

これから身体が変化したり、病気が進行したりすれば、また食べるものが変わっていくと思います。日々の食事が、うめの身体や心臓をつくっている。だから、何を食べたのか、便の状態はどうだったのか。体調を把握するために日記をつけ、夫婦で共有しています。

毎日のことだから、おざなりになる日もあります。それでも、うめがごはんを食べている時間は、なるべくそばにいて、食べていることを褒めてあげる。いつの間にか、その時間は私たち夫婦にとっても、一日一日の大切な時間になりました。走ることが大好きなうめ。これから先もずっと、いっぱい走っている姿を見守り続けたいです。

EDITOR'S NOTE

犬にとって「いちばん良いごはん」は、ひとつではないのかもしれません。食べること、身体のこと、そして一緒に過ごす時間。迷いながら、その子を見続けることで分かってくることがあります。うめと家族の毎日の中に、食事と向き合うことの意味が見えてきます。

犬にとって「いちばん良いごはん」は、ひとつではないのかもしれません。食べること、身体のこと、そして一緒に過ごす時間。迷いながら、その子を見続けることで分かってくることがあります。うめと家族の毎日の中に、食事と向き合うことの意味が見えてきます。

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